今回は、Wi-Fiルーターの最新機種がおすすめな理由を解説します。
また、本記事では、最新かどうかを見分けるポイントについても分かりやすく解説します。
ぜひ、最後までお読みください。
今回の内容
- Wi-Fiルーターが最新だと何が違うのか
- 何を見て最新のWi-Fiルーターだと判断すればよいのか
- 最新のおすすめのWi-Fiルーターは何か
Wi-Fiルーターが最新機種を買うべき理由は2つ
なんとなく、最新のほうが良さそうだと思ってるかと思います。ただ、最新だと何が違うのかと聞かれても「速くなる・・・?」と答えるでしょう。
とはいえ、理解が曖昧だと思うので詳しく解説します。
Wi-Fiが最新の場合、機能が向上するのは大きく2つです。
他にも「操作性が良くなった」とか「接続台数が増えました」とかあるかもしれません。しかし、買い替えるべき理由とは少しずれるので今回は割愛します。
Wi-Fiルーターが最新だとWi-Fiが速くなる
あまり知られていませんがWi-Fiにも世代があります。キャリア回線の4Gや5Gのようなものと同じです。
ただ、キャリア回線と違って画面に表示されず、専用のツールやアプリを使用しないと接続している世代がわからなかったりします。
Wi-Fi(無線LAN)規格 | 最大通信速度 | 周波数帯 |
IEEE 802.11a(Wi-Fi1) | 54Mbps | 5GHz |
IEEE 802.11b(Wi-Fi2) | 11Mbps | 2.4GHz |
IEEE 802.11g(Wi-Fi3) | 54Mbps | 2.4GHz |
IEEE 802.11n(Wi-Fi4) | 300Mbps | 2.4GHz/5GHz |
IEEE 802.11ac(Wi-Fi5) | 6.9Gbps | 5GHz |
IEEE 802.11ax(Wi-Fi6) | 9.6Gbps | 2.4GHz/5GHz/9GHz(Wi-Fi6e) |
上記のようにWi-Fiには世代がります。2023年9月時点では『Wi-Fi6』が最新の世代になります。
毎年のように最新の世代は出ておらず、おおよそ5年〜7年ごとに次世代のWi-Fi規格が開発され、日常で使えるようになります。
Wi-Fiルーターが最新だとセキュリティが強くなる
Wi-Fiにはセキュリティの世代もあります。
iPhoneをお使いの方でWi-Fiに繋いだときに「安全性が低いセキュリティ」と表示されたのを見たことある方もいるかと思います。
こちらは、繋いだWi-Fiのセキュリティが古いときに表示されます。(iOS14以上)
Wi-Fiのセキュリティは、Wi-Fiルーターの機種によって決まっています。
暗号化規格 | 暗号化種類 | iPhone iOS 警告バージョン |
WEP | RC4 | iOS13 |
WPA | TKIP or AES | iOS14 |
WPA2 | TKIP or AES | TKIP:iOS14 AES:警告なし |
WPA3 | AES | 警告なし |
2023年9月時点での最新のセキュリティ(暗号化規格)は、『WPA3』になっており、こちらのセキュリティ以外のWi-FiにiPhoneを繋ぐと「安全性が低いセキュリティ」と表示されやすいです。
安全性が低いセキュリティ(古い暗号化規格)を使っていると凄腕のハッカーや悪意を持った人に、クレジットカードやパスワードの情報を盗み見されやすいです。
そのことから、最新のWi-Fiルーターの機種を買って、セキュリティ面も強化することが大切です。
Wi-Fiルーターを変えれば必ずしも改善するわけではない
ここまで読んだ方で、「じゃあ、とりあえず、最新機種のWi-Fiルーターを買えば解決するんだ」と思った方いるかと思います。
しかし、Wi-Fiルーターを買い替えただけでは、必ずしも改善されるわけではありません。
というのも、Wi-Fiにつなぐ端末側(スマホやPC)も最新のWi-Fi規格やセキュリティ規格に対応していないといけません。
お使いの端末がどこまで対応しているかは、調べてみないとわかりません。
iPhoneの場合は、iPhone11以降は、現行のWi-Fiやセキュリティの最新規格まで対応しています。
在宅ワークでPCで作業されている方も注意が必要です。
勤務先によっては、VPN(セキュリティに強いインターネット環境と思ってもらえたらいいです。)を使っている方もいるかと思います。
その場合は、大きな問題はないです。
ただ、何も考えずにWi-Fi環境を使っている方は、一度Wi-Fi環境を見直したほうが良いです。
Wi-Fiルーターを買い替える際に見るべきポイント
正直、Wi-Fiルーターってそこまで壊れないのであまり買い換えようとならないと思います。
自分も気づいたら実家のWi-Fiルーターは10年も使っていました。
ただ、速度面やセキュリティ面の実情を知って「そろそろ買い換えよう」と思われた方いると思います。
買い替える際にここを確認したら大丈夫というポイントをお伝えします。
上記のポイント2つが対応していれば、現時点では最新機種となります。
一人暮らしや数人で暮らしている方向けのWi-Fiルーターは以下の記事で紹介しています。
上記2つのポイントを対応しており、数あるWi-Fiルーターから私がコスパ重視で厳選しているので、迷うことないです!
まとめ
今回は、Wi-Fiルーターは最新機種を買うべきということをお伝えしました。
上記の点から、最新の機種を買うべきです。
特に在宅ワークも増えてきたので、Wi-Fi環境を見直したほうが良いかと思います。
最新機種であるポイントは2つです。
ただし、注意点としては、端末(スマホやPC)も最新のWi-Fiやセキュリティ規格に対応しておく必要があります。
以上になります。
最後までお読みくださりありがとうございました。