と思っている方いますよね?
果たして本当に大丈夫でしょうか。
近年、家を決める際にWi-Fiの有無を気にするようになった人が増えました。しかし、Wi-Fi備え付けのマンションには、思わぬ落とし穴があります。
以前、以下のようなツイートが話題になりました。
オンライン授業受けるのもYouTube見るのもNetflix見るのもSkype使うのも違反行為になるなんて、逆に何できるんや?
こんなクソみたいな回線導入して、「インターネット完備」とか言うの詐欺やろ pic.twitter.com/FRbjbRABgI— ほっこ (@___lu_ul___) May 12, 2020
どちらが正しい、悪いは、今回一旦、置いておきますが、住み始めてからこんなトラブルになるのは、面倒ですよね。
ムダなトラブルを引き起こさないためにも今回は、Wi-Fiの備え付けのマンションにおける注意点や勘違いしやすい点をお伝えします。
- 自分が思ったことと違った
- Wi-Fi環境のせいでまた引越しすることになった
など、失敗をしてムダなお金や時間がかからないようにしましょう。
ぜひ、最後まで読んでください。
Wi-Fi備え付けのマンションで勘違いしやすい点
初めに “Wi-Fi 備え付け” や “Wi-Fi完備” と目にした時に勘違いしやすい点を紹介します。
こちらについて、詳しく解説していきます。
Wi-Fi“備え付け”とWi-Fi“無料”は違う
当たり前と思った人がいるかもしれませんが、いざ家を探すとき気分高まって気づかない人もいるのでお伝えします。
マンションにWi-Fiが備え付けの場合、「Wi-Fiが備え付けられているから契約はしなくていい。」の意味合いになります。
自分で契約する必要がないのは、手間が省けるので良い点ですね。
ただし、備え付けの場合、「お金が家賃等に含まれているのか、別なのか。」について、事前に確認しておく必要があります。
備え付けは、 “Wi-Fi” と “インターネット回線” どちらなのか
- Wi-Fiが備え付けなのか
- インターネット回線が備え付けなのか
どちらに当てはまるかで、必要なものが変わってきます。
トラブルになったり、勘違いしやすい点でもあるので、詳しく説明します。
インターネット回線、Wi-Fi備え付けの各パターンの解説
アパートやマンションに備え付けられているWi-Fiやインターネット回線が備え付けられている際の各パターンを記載します。
こちらの3パターンがよくあるパターンになります。
どのパターンが当てはまるかによって、必要なものやWi-Fiのパフォーマンスが大きく変わるので解説します。
Wi-Fiルーターが(マンションやアパート)1部屋に1台使える
誤解がないように伝えると、1部屋という表記ですが1家に1台のイメージです。
こちらの場合、よほど、たくさんの端末を使ったり、Wi-Fiルーターのスペックが低くない限り使用する上で困ることはないでしょう。
ただし、Wi-Fiの電波(SSID)が違うから1部屋に1台Wi-Fiルーターが使えているとは限りません。
同じWi-Fiルーターから異なるSSIDを出すこともできるので、事前に不動産会社や大家さんに確認してください。
Wi-Fiルーターを複数の人(同階で共用)で1台使っている
同じSSIDを使っていたり、異なるSSIDを使用しているが同じWi-Fiルーターを使っている場合かこちらに該当します。使い勝手が悪いと、クレームになったりするのであまりないとは思いますが、Wi-Fiのパフォーマンスが微妙な場合もあります。
というのも、共同で使用しているため、お互いにWi-Fiのパフォーマンスが引っ張られる場合があります。昨今、夜の時間帯だけではなく、日中もオンラインの会議により、使用する通信帯域が増えているので、生活に支障が出る場合もあります。
「Wi-Fiが遅い」「Wi-Fiが重い」
といったクレームがないか確認した上で、マンションやアパートの契約を進めていきましょう。
Wi-Fiルーターを自身で持ち込めば使える(インターネット回線が部屋に開通している)
マンションにLANケーブルとWi-Fiルーターを繋げたらインターネットが使える状態になります。
この場合は、他の人(近隣住民)のWi-Fiの使い方によって、Wi-Fiルーターのせいで通信が遅くなることはないです。
ただ、1つ、気をつけておきたいことがあります。回線はマンション内で共用利用になっている可能性が高いということです。
ほとんどないとは思いますが、マンション側が帯域の小さいインターネット回線を契約していた場合、Wi-Fiの速度が遅かったり、重くなったりします。
上記の場合でWi-Fiが上手く使えなかった場合は、大家さんに連絡して、個別で回線を引くことになります。
強いこだわりがない人は、一度使用してからでも問題ないかと思います。
Wi-Fi備え付けのマンションはオススメしません
Wi-Fiやインターネット回線の知識がある自分としては、正直、Wi-Fi備え付けのマンションはオススメしません。
というのも、Wi-Fiが生活に欠かせないからこそ、自由度が高い方が生活の質が上がるからです。
ただ、次に当てはまる方は、マンションにWi-Fiが備え付け(Wi-Fiルーター共用も含み)を選んでも良いかと思います。
ご自身が契約する前に
「どのスペックのWi-Fiルーターを使っているのか(推奨接続台数やメーカー)」
を確認は必ずしておきましょう。
見学に行って、Wi-Fi繋いで「良さそう!」という判断では、危険です。
というのも、Wi-Fiが重くなりやすいのは、夜です。
夜に確認しないとあまり意味がないです・・・
Wi-Fiが備え付けではない、遅い場合は、個別で契約
インターネット回線やWi-Fiが備え付けでない場合は、個別で契約する必要があります。
また、Wi-Fiが遅くて個別で申し込みたい方もこちらに該当するかと思います。
インターネット回線とWi-Fiを契約する場合は、NURO光をオススメします。
下りの最大通信速度が他のインターネット回線より2倍速い “2Gbps” なので、他のサービスより良いです。
ただ、地域によっては、NURO光が使えなかったりするので、事前に確認は必要です。
NURO光のサイトから住所検索で確認することができます。
NURO光についての詳しい解説は以下の記事で行っています。
≫ 【NURO 光】なぜ?ホントに速いのか?エンジニアが解説!
Wi-Fiルーターを持ち込む場合は、11ax対応のWi-Fiルーターにしましょう。
とはいえ、Wi-Fiルーターは数が多いので、迷いやすいかと思います。
専門的な視点から選抜したものを以下にまとめています。
よかったら参考にしてください。
≫ 【Wi-Fi6(11ax)対応】一人暮らし向けオススメWi-Fiルーター 3選
まとめ
今回は、Wi-Fiの備え付けのマンションにおける注意点や勘違いしやすい点について解説しました。
個人的には、Wi-Fi備え付きの物件はオススメしません。
ただ、「Wi-Fi備え付きがいい!」という方もいると思います。
最後に一応、Wi-Fi備え付けのマンションだった場合の確認事項をまとめます。
Wi-Fi備え付けの場合の確認事項
- 料金は、家賃込みなのか
- Wi-Fiルーターは複数人による共同利用なのか
- Wi-Fiルーターのスペックはどれくらいのものか(主に、推奨接続台数)
- インターネット回線はどこのものか(どこの光回線か)
他にもWi-Fiに関する記事を書いているので、ぜひ、参考にしてください。