
と思っている人、ちょっと待ってください!
「フェムトセルがタダで借りれるとはいえ、少し考える時間を下さい!」
と言うのも、9割以上の方は、Wi-Fi環境があれば、フェムトセルが不要だからです。
今回は、インフラ(通信)系のエンジニアをしている自分が"フェムトセルのデメリット"についてお伝えします。
そもそもフェムトセルとは?
初めにフェムトセルについて簡単にご紹介します。
屋内電波改善装置などとも呼ばれます。
マンションや地下で、キャリア電波が弱い、届かないといったことありますよね。
そのような場合にフェムトセルを置く事によって、キャリア電波が届くようになります。
基本的に無料提供
ドコモ、au、ソフトバンクの3社は無料で提供しています。
各社のサポートセンターへ連絡することで、フェムトセルが届いて利用することができます。
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ただ、フェムトセルは、タダとはいえメリットが少ないです。
というのも、今の時代、"キャリア回線ではないとできないということが少ない"からです。
そのことから、メリットよりデメリットが大きいです。
タダとはいえ、目的や用途を明確にしてからにしましょう
タダで使うからいいと思われる方もいるかと思います。
しかし、タダとはいえ、物は増えます。管理する必要が出てきます。
特に通信系のテクノロジーに詳しくない方は、よくわからない機器が増えても邪魔になりますよね。
そういった部分を含めながら、お伝えしていきます。
では。デメリットを紹介していきます
フェムトセルのデメリット
フェムトセルのデメリットは、以下になります。
- Wi-Fiが使えたらほぼ不要
- 一部Wi-Fiルーターと併用不可の場合がある
順に説明していきます。
Wi-Fiが使えたらほぼ不要
先ほどもお伝えしましたが、Wi-Fiが使えたらキャリア回線はほぼ不要です。
そのことから、フェムトセルも不要になります。
現状、キャリア回線じゃないといけないという場面は、以下の2つくらいです。
さらに深ぼって説明します。
キャリアサイト(Mydocomoのような)の認証
たまに"Wi-Fiを切ってサイトに接続してください"といったパターンのアプリやサイトがありますよね。
実は、その時の通信ってほんのわずかであり、頻繁にあるものではないです。
外出時にキャリア回線をつないで触るだけで十分です。
わざわざ、フェムトセルを設置してまで使う必要はありません。
電話番号を使った電話
最近皆さん、電話はどうされていますか?
プライベートで電話をする時は、LINEからの電話が多いかと思います。
LINEから電話する場合は、インターネット通話になるので、キャリア回線は使用しません。
キャリア回線じゃないと電話ができないのは、主に仕事かと思います。
仕事においては、固定電話や直接携帯に連絡が多いので、インターネット通話では、すぐに代替えが難しいかと思います。
フェムトセルが必須なのは、テレワークで電話を使う場合
「テレワークで仕事の電話をどうしても家でしたい。だけど、電波が悪い。」
という人がフェムトセルを利用してもいいと思っています。
他は、Wi-Fiで代用できます。
一部Wi-Fiルーターと併用不可の場合がある
これまで読んだ限り
「Wi-Fiとフェムトセル2つ使えばいいんじゃないの?」
と思われた方もいると思います。
それには、落とし穴があります。
というのも"フェムトセルとWi-Fiサービスの併用が不可"の場合があります。
もし仮にフェムトセルが使えなかった場合、以下のどちらかになります。
手間や時間がかかってしまいます。
どちらにせよ、Wi-Fiとフェムトセルを併用して利用する場合は、注意が必要になります。
まだ、自宅にWi-Fiを契約していない人
フェムトセルの利用を考えていた人で、Wi-Fiをまだ契約されていない方は、ぜひ、NURO光にすることをオススメします。
詳細は、以下の記事で紹介しています。
≫ 【NURO 光】なぜ?ホントに速いのか?エンジニアが解説!
【結論】Wi-Fiがあればフェムトセルは不要
今回は、フェムトセルについて説明しました。
結論として、テレワークで仕事の電話に困っている人以外は不要です。
Wi-Fi環境があれば十分です。
タダとはいえ、いらないものはいらないです。
特に通信系のテクノロジーに詳しくない方は、なおさらいらないでしょう。
ものがあふれかえって、何が何だかわからなくなりますから。
他にも、通信系の記事をあげているのでご覧いただけたらと思います。
今回は以上になります。