今回は、先日ソフトバンク株式会社より発表されたUSBスティック型Wi-Fiを解説していきます。
今回の内容
- USBスティック型Wi-Fiルーターとは何か
- 今までのWi-Fiルーターと何が違うのか
- どういった人に向いているのか
これらを解説します。
ぜひ、最後まで読んでください。
USBスティック型Wi-Fiルーターとは何か
2023年8月30日に“ソフトバンク”と“ワイモバイル”の新商品として発売された商品となります。
「Stick Wi-Fi(スティック・ワイファイ)」という名称になりますが、スティック型の形状でUSBからの電源供給で使えるWi-Fiルーターです。その特徴からUSBスティック型Wi-Fiルーターとも呼ばれています。
商品の主な特徴
USBから電源供給することで、様々な場所でWi-Fi環境が構築可能です。
電源供給は原則何でも大丈夫みたいです。
- 電源アダプタやPCなどのUSBポート
- 車のUSBポート
- モバイルバッテリーのUSBポート
充電式とは違って電源供給が必要ですが、電源供給ができるUSBポートのアダプタや機器は日常で持ち歩くことが多いので、使い方に困ることは少ないと思います。
他の特徴は以下になります。
詳細は、各社のHPより確認することができます。
Softbank 公式HP
ワイモバイル 公式HP
本記事では、メリットとデメリットを交えながらStick Wi-Fiについてもう少し詳しく解説します。
Stick Wi-Fiのメリット
Stick Wi-Fiの主なメリットはこちらになります。
それぞれ深掘りしていきます。
持ち運びがラク
ポケットWi-Fiルーターより更に小型化、軽量化されたことによって更に持ち運びがラクになりました。
また、USBからの直接供給になるので、充電の必要がありません。充電したまま家に置き忘れてしまったということもなくなります。
簡単にWi-Fi環境を構築できる
ホームルーターのように簡単にWi-Fi環境を構築できます。また、ホームルーターのようなコンセントタイプとは違って、USBによる電源供給なので、外や車内のような場所でもWi-Fi環境を作れます。
Stick Wi-FiによりWi-Fiを利用できる幅がかなり広まりました。アウトドアのお出かけの際に活躍してくれそうです。
機種代金が安い
本記事を書いている時点(2023年9月)では、買い切りタイプのみになっており、価格は約6,480円です。
※代金は店舗やキャンペーン等によって異なる可能性があります。
一般家庭用のWi-Fiルーター(平均1万円前後)と比較すると少し安い価格になっております。
Stick Wi-Fiのデメリット
一方で、今までのWi-Fiルーターと比べ、デメリットもありますので、お伝えします。
こちらも深掘っていきます。
製品スペックが少し低い
最大通信速度は上り(アップロード)が37.5Mbps、下り(ダウンロード)が112.5Mbpsとなっているため、ポケットWi-Fiよりも少しスペックが低いです。
オンラインでのゲームの際にラグを感じたり、アプリによってはライブ配信などに遅延を感じたりする場合があるかもしれません。
あまり多数接続向けではない
最大同時接続数が10台と記載がありますが、おそろく、ここまで繋ぐのは難しいと思っています。
推測になってしまいますが、先程の商品スペックから接続されている機器のパフォーマンスが維持できないかと思います。全員がゲームをしたり動画を閲覧するというのは、難しい気もします。
ソフトバンクやワイモバイルを契約していないと費用がかかる
今回のStick Wi-Fiは回線契約のデータシェアとなります。そのため、元々契約しているユーザにとっては、機種代金と場合によってはデータ容量のプラン変更となります。
しかし、ソフトバンクやワイモバイルの回線契約をしていないユーザが使いたい場合は、別途SIMロックの解除やデータプランの契約が必要になるようです。
ソフトバンクやワイモバイルの回線契約をしていない方は、必ず確認したほうがよいです。
まとめ
今回のStick Wi-Fi使い勝手もよく、簡単にWi-Fi環境の構築ができるのは非常に優れています。
Stick Wi-Fiを検討してみてもいい人
- ソフトバンクやワイモバイルの契約(回線)がある人 ※必須
- アウトドアや外出でWi-Fiを使いたい人
- ポケットWi-Fiを小型化させたいと思っている人
詳細は、こちらから詳細を見ることができます。
Softbank 公式HP
ワイモバイル 公式HP
しかし、回線がソフトバンクやワイモバイルではない方は、無理に検討する必要はないと思っています。
どうして外出先でもWi-Fiを使いたいという方は、ポケットWi-Fiのほうがスペック、料金面を考えた際にお得だと思います。
今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。