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【感想】『最遊記』から"生"と"死"の考えを学ぶ(3つの名言紹介)


今回は、自分が大好きであり、ルーツの漫画『最遊記』について書きます。

「ん?さいゆうき?」となっているかもしれませんが、一般的に知られているのは『西遊記』の方になります。

今回紹介するのは、『最遊記』になります。("西"ではなく、"最"と書きます。)

出典:『最遊記』

マイナーな漫画かもしれませんが、各キャラクターの生き様や生きる事に対する表現が素晴らしいんですよ。
名言がすごくかっこよく、深いです。

厨二病と思われますが、そうかもしれません。
ただ、絶対に読んでおいて損がない漫画です。
自分の新しい生き方が発見できます。

特にどうしても"生きる"という事に対して、少しネガティブに考えてしまう人は絶対に次の選択をしてほしいです。

  • 『最遊記』のマンガを読む
  • 『最遊記』のアニメを見る

あなたには、『最遊記』に触れる以外の選択肢はありません。笑
でも、冗談抜きでそのくらいオススメです。

今回は、『最遊記』の名言から自分が生きる事に対して、どう変わったのかを伝えていきます。

最遊記の名言3つ


最遊記では、かっこいい、考えさせられる名言が多くありますが、今回は、"生き方"だけに絞って3つ紹介します。

  • お前が死んでも何も変わらん。
    …だが、お前が生きて変わるものもある。
  • 人生なんざ元々死ぬまでの悪あがきだろ
  • なんで生きてる? …めんどくせえからだ
    死ぬコト考えんのすら もォ
    めんどくせえからさ、頭…カラッポにさせてくれよ

こちらの3つを紹介します。

お前が死んでも何も変わらん。…だが、お前が生きて変わるものもある。

玄奘三蔵の名言になります。
学んだことは2つあります。

  • 死んでも何も変わらない
  • 生きれば、変えることができる

少しだけ深掘ります。

死んでも何も変わらない

結局死んだところで周りは、変わらない。
また、自分自身も何も変わらないんじゃないのかなと思います。

「死んだらラクになる」

みたいなことを聞いたことがある人もいると思います。

確かに、イジメや誹謗中傷、貧困で苦しめられている人は、たくさんいます。

「今すぐにやめてほしい。」
「助けてほしい。」

けど、状況は良くならない。

そのことから、命を断つ人がいます。

ただ、本当にラクになるのか?
イメージとして、解放されるっぽい感じはしますけど。
なんか違うと思うんですよね。

辛いかもしれませんが、生きるほうがラクだと思います。

曖昧な表現になりますが、肉体的に解放されても心は解放されない気がします。

自分もたまに思ったことがありました。
でもなんだか、むしろ苦しみが増しそうな気がしました。笑

生きれば、変えることができる

"何かを自分で変える"ということは、生きている人の特権ですね。

例外として死ぬことで変わったことはあるかもしれません。
が、変え続けることは、生き続けることでしか実現できないと思います。

生き続けて変えるということは、社会にとって大きな変化じゃないかもしれません。
しかし、誰か1人に対して大きな変化であれば、その人にとっては大きすぎる変化になります。

今何もしていなくても、"生きること自体が誰かを救うこと"につながっているということですね。

人生なんざ元々死ぬまでの悪あがきだろ

こちらも玄奘三蔵の名言になります。

名言で"人生は死ぬまでの〇〇"みたいなものはたまにありますよね。
ホリエモンは、「人生は暇つぶし」って言っていることがありました。

共通して感じるのは、"人生=自由"のようなことですね。
こちらも思ったことが2つあります。

  • 結局死ぬから死に急ぐなよ
  • 自分の人生だから悪あがきしろよ

って言うことです。

結局死ぬから死に急ぐなよ

今回の名言から、一つ言えるのは、「人間、結局死ぬよ」ってことですね。
そう考えたら、死に急ぐ理由って何があるのかなと思いました。

嫌でも死ぬ時が来るなら、生きた方が絶対にお得ですよね。
生きて辛いこともありますが、1つのもれ残さず辛いわけではないですからね。

あくまでもその時の、喜びと辛さがアンバランスだっただけだと思います。

死に急いでもいいことなさそう。
っていうかないんでしょうね。

自分の人生だから悪あがきしろよ

自分の人生だから少しぐらいワガママに生きて、悪あがきしていいと思います。
他人の目、常識、普通・・・といった言葉が足枷になり、生きづらくしていると思っています。

ワガママと聞くと子供っぽく感じるかもしれませんが、個人的には、"大人だからこそワガママすべき"だと思っています。

善悪の判断もできて、お金の手に入れ方やどこでご飯が食べれるかも知っているので、いざとなっても生きていけますよね。

それなのに、周りを気にすると動けなくなってしまいます。

でも、結局は、自分の人生なんで悪あがきした方がいいですよね。
"生かされる"と"生きる"は違います。

自分も悪あがきしながら生きていきます。

なんで生きてる? …めんどくせえからだ 死ぬコト考えんのすら もォ めんどくせえからさ、頭…カラッポにさせてくれよ

これは、沙悟浄の名言です。
死ぬことが面倒くさいってかっこいい表現ですね。

どれも胸に響く名言ですが、この名言が1番厨二心を貫きました。

確かに、生きることも面倒くさく感じる時もありますが、それより、死ぬことを考える方が面倒くさいですね。

実現するしないは、別として、生きることを考えると少なくとも理想を思い描いてワクワクします。
ただ、死ぬことを考えても未知すぎる上にワクワクはしないですよね。

生きる理由なんて、それでいいと思うんですよね。

特に今何か目標や夢がなくても、全く負い目を感じなくてもいい。
同世代の他人と比較する必要もない。
ただ、頭カラッポにして生きていいんですよ。

年齢や背負っているものによっては、"寿命尽きるまで頭カラッポ"というのは、金銭的な面では難しいかもしれません。
ただ、生きるスタンスとしては、頭カラッポでいいと思います。
また、そんな期間があってもいいと思います。

自分も考えるのめんどくさいんでこの辺でまとめます。笑

【結論】『最遊記』より"自分の生き方"が見える


今回は、最遊記の"生きる"名言について紹介してきました。

  • お前が死んでも何も変わらん。
    …だが、お前が生きて変わるものもある。
  • 人生なんざ元々死ぬまでの悪あがきだろ
  • なんで生きてる? …めんどくせえからだ
    死ぬコト考えんのすら もォ
    めんどくせえからさ、頭…カラッポにさせてくれよ

20年前から『最遊記』が好きです。
『最遊記』に限らず、改めてマンガを見たりすると捉え方や考え方って変わりますね。

あの頃は「自分の生き方を貫こう!」と思いつつも、いつの間にか窮屈な場所に身を潜めるようになっていました。

最後にもう1つだけ名言を紹介します。

「無一物と言う言葉がある…仏に会えば仏を殺せ、祖に会えば祖を殺せ。何物にも囚われず縛られず、ただあるがままに己を生きること。」

こちらについて、聞いたことある方もいると思います。
元AKB48の高橋みなみさんの座右の銘でもあります。

めちゃくちゃかっこよいいですよね。
ただ、『最遊記』これで終わりません。

のちにストーリーの中で次のようなセリフがあります。

『無一物』という言葉がある 
師が俺に残した言葉だ
だが全てを捨てて生きることが正しいのか
俺は俺なりの解釈でここまで来たつもりだったが…むしろ俺が何よりも捕らわれていたのは『無一物』という言葉そのものだったんだ
迷いはない
俺には俺の生き方がある
玄奘三蔵の称える『無一物』がある

"無一物"という言葉にすら縛られない。
生き様としてかっこいいですよね。

自分も胸はって、そう言えるように生きていきたいなと思います。

今回は以上です。

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