こんにちは、りゅーじんです。
今回は、2020年5月末に発売された
堀江貴文さんの『東京改造計画(NewsPicks Book)』について記事を書きます。
購入動機
初めに今回の購入動機についてです。
本のタイトルにもある『東京改造計画』について
堀江貴文さんから見て
日本の大都市である“東京”に
どのくらい変化の可能性があるのか。
なぜ、その実現可能性があるのか。
そして、実現することでどう変わっていくのか。
自分はそれが知りたかったです。
ちなみに自分は東京在住でもないのですが
昔から未来のことについて好きで、ワクワクしていました。
よく情報技術における未来はメディアを通じて情報が入ってきますが
経済や教育といった形として見えにくい物については
自分自身が思考停止で自らで情報をえようとしていませんでした。
そういった理由もあり、今回
『東京改造計画』を購入しました。
本書の概要
今回の『東京改造計画』では
堀江貴文さんからの視点で東京改造に向け
【経済】
【教育・社会保障】
【新型コロナウィルス対策】
【都政】
【未来の生き方】
のカテゴリーから合計37項の提言があります。
37項の提言としては、以下になります。
【経済】
- 本当の渋滞0
- ETCゲートをなくす
- パーソナル・モビリティ推進都市に
- 満員電車は高くする
- 切符も改札機もなくす
- 現金使用禁止令
- 東京メトロと都営地下鉄を合併・民営化する
- Uber解禁
- 東京の空が空いている
- 江戸城再建
- VRのインフラを整える
- 足立区は「日本のブルックリン」に生まれ変わる
- 築地・豊洲市場改革案
- 築地市場跡地のブランド化
- オリンピックはリモート競技に
【教育・社会保障】
- オンライン授業推進
- 紙の教科書廃止
- 学校解体で子供の才能を開放する
- 正解を教えない教育
- 大麻解禁
- 低容量ピルで女性の働き方改革
- 健康寿命世界一
- 「ジジ活」「ババ活」で出会い応援
- 東京のダイバーシティ
【新型コロナウィルス対策】
- ストップインフォデミック
- 経済活動を再開せよ
【都政】
- 今こそネット選挙を導入せよ
- QRコードで投票できる
- 記者会見なんてオンラインで開ばいい
- 都職員の9割をテレワーク化
- 都職員の英語公用語化
- 東京都のオール民営化
【未来の生き方】
- 「妖精さん」のリストラ計画
- 遊び場を増やす
- 限りなく生活コストを下げる
- 人生100年時代のコミュニティ
- 都民限定の無料オンラインサロン
これらの37項について
目的や理由がそれぞれ書き記されています。
初見でみると
「あ〜確かに。それできたらいいよね」と見て思うものもあれば
「え?なんで?これはどういう意味?」といったものもあります。
この37項について記載されいるので
あまり読書に慣れていない自分でも読みやすかった印象でした。
感想
東京改造計画となっていますが
別に東京だけに限った話ではないものもあります。
個人的には、
【教育・社会保障】が一番面白かったと思っています。
先ほど記載した提言でも
「大麻解禁」や「ジジ活、ババ活」等インパクトのあるフレーズが並んでいます(笑)
また、
今のコロナ時代において
教育のあり方は改めて考え変えていく必要があるかと思います。
昔とは働き方もすごく多様化されている中で
果たして学校というコミュニティは本当に必要だろうかといったところも
考えさせられました。
本書を通じて
今まで勉強してこなかった(浅かった)経済についても
関心を高めることができました。
自分は東京には住んでおらず、旅行等で行ったのも10回未満ぐらいです。
イメージとしては人が多い(満員電車)というイメージが強く、
それが嫌だったので就活で東京を外すくらいでした。
しかし、この提言が実行されるならば
自分の中での東京の魅力は、大きく変わります。
今後、実現されるのか、どのくらい先になるのかは
わかりませんが
本書を通すことで読者の方自身の
東京への意識や未来像は変わるかと思います。
もちろん、東京以外の地域でも同様に当てはまることは多々あります。
是非、今のコロナ時代だからこそ
『東京改造計画』を読んではいかがでしょうか。